シモテクノロジー お問い合わせ
HOME/BLOG/ARTICLE
AI活用

AIに任せられること、任せられないこと

「AIで完全自動化して月◯十万円」という話を見かけます。実際に自分の会社の業務をAIに寄せてみて分かったのは、作るのは任せられるが、売るのは任せられない、ということでした。

公開日2026-09-07

「AIで完全自動化して月◯十万円」という話を見かけます。気になって、実際に何が起きているのかを調べました。

調べてみると、金額を語っている発信の多くは、その手法自体を教材や講座として売っている側のものでした。実際の入金の記録ではなく、作業時間を金額に換算した試算だったものもあります。

一方で、実名で誠実に結果を公開している技術者もいます。ある著名なエンジニアは、AIに自社サービスの運営を任せる実験をして、広告のクリックもテストの実施数も記録に残したうえで、売上はゼロだったと書いていました。

01任せられること

作る側は、はっきり任せられます。

  • 文章を書く・整える
  • 資料や図をつくる
  • 決まった手順の作業を繰り返す
  • 問い合わせに一次対応する
  • 集めた情報を整理する

ここは実際に速くなります。今まで半日かかっていたものが、指示を出して確認するだけになります。

02任せられないこと

売る側は、任せられませんでした。

何を作るか。誰に売るか。いくらにするか。その人が今それを必要としているか。この判断は人が持ったままです。

実際に成果を出している事例をいくつか見ましたが、共通していたのは同じ構造でした。制作は自動化されていて、何を作るかの判断は毎回人がしている。自動化されているのは手を動かす部分だけです。

03「完全自動」を目指すと逆に詰まる

もう一つ分かったことがあります。

主要な販売の場(動画サイト、電子書籍、素材サイトなど)は、ここ1〜2年でAIで大量生産したものへの規制を明確に強めています。独自の視点を欠いた量産コンテンツは収益化の対象外にする、大量出品は監視する、といった方針が公表されています。

つまり、自動化の度合いを上げるほど規約に近づき、規約を守るほど自動化の度合いが下がる。この二つは同時に成立しません。

04では、どう使うのが正しいのか

「AIが全部やってくれる」を期待すると、必ず失望します。正しい期待値はこうです。

判断は自分がして、手を動かす部分をAIに寄せる。

これだけで、1人でできる仕事の量は大きく変わります。実際、シモテクノロジーでは、資料づくりも、問い合わせへの一次対応も、社内の記録の整理も、AIに任せた状態で運用しています。その分の時間を、お客様と話す時間に使えています。

逆に、「これを入れれば人手が要らなくなります」と言う提案は、一度疑ってよいと思います。

05最初の一歩

何から始めればよいか分からない、という段階でのご相談で構いません。「今いちばん時間を取られている作業は何か」を一緒に見るところから始めます。

ご相談は無料です。LINEからでもお気軽にどうぞ。

← ブログ一覧に戻る