茨城県内の実店舗で、Instagram広告を出しました。15秒の動画を1本だけ、6,609円。
広告の結果は「見られました」で終わりがちですが、今回は翌日に、広告を見た方の来店が1件ありました。 ここまで追えた例は多くないので、設定の中身と、そう決めた理由を残しておきます。
01出したもの
- 動画1本(15秒)
- 目的の設定:認知拡大
- ターゲット:25歳以上/店舗の隣接市町村
- 費用:6,609円
02結果
- フォロワー +234人
- 広告の翌日に、広告を見た方が来店
フォロワー1人あたり 約28円 です。
数字だけ見れば安く見えますが、フォロワーが増えたことより、来店が1件あったことのほうが大きいと考えています。フォロワーは増えても来ないことがあります。
03なぜ「認知拡大」を選んだか
Instagram広告では、目的をいくつかから選びます。「プロフィールへのアクセス」「メッセージ」「ウェブサイトへの誘導」などです。
今回は認知拡大にしました。理由は単純で、この店のことを知らない人が、近所にまだ大勢いるからです。
実店舗の場合、「知っているけど行っていない人」より「存在を知らない人」のほうが圧倒的に多いことがあります。その状態で「予約してください」と出しても、知らない店の予約はしません。まず知ってもらう段階だと判断しました。
逆に、すでに知名度がある店なら、同じ予算でも別の目的を選んだほうがよかったはずです。
04なぜ「隣接市町村」に絞ったか
実店舗は、来られる距離の人にしか意味がありません。
広告は、地域を広げるほど配信先が増えて、1回あたりの表示単価は下がります。ただし来られない人に見せても、来店にはつながりません。 6,609円という小さい予算では、広く薄く配るより、来られる範囲に集中させたほうが届きます。
年齢を25歳以上にしたのも同じ考え方です。配信先を絞ると、限られた予算が狙った人に寄ります。
05なぜ15秒にしたか
動画広告は、15秒を境に課金の扱いが変わります。
Metaの「ThruPlay」という考え方では、15秒未満の動画は最後まで見られたときに1回とカウントされ、15秒以上の動画は15秒時点まで見られたときにカウントされます。
つまり15秒ちょうどに収めると、「最後まで見てもらう」と「課金の基準を満たす」が同時に成立します。 20秒や30秒にすると、最後まで見られなくても15秒で課金され、かつ途中で離脱されやすくなります。
短くする理由はもう一つあります。スマートフォンで流し見している人は、最初の数秒で判断します。 15秒なら、伝えることを1つに絞らざるを得ません。絞った広告のほうが結果的に残ります。
06分かったこと
小さい予算でも、絞れば届きます。
6,609円は、チラシを数百枚刷るのと同じくらいの金額です。チラシと違うのは、年齢と地域を指定でき、見られた回数が数字で残り、翌日に結果が出ることです。
一方で、フォロワーが増えたことをそのまま成果と考えないほうがいいとも思いました。増えた234人のうち、何人が実際に来るのかは別の話です。判断材料にすべきは来店の件数のほうです。
07分からなかったこと
来店が1件だったのは、広告のおかげなのか、たまたまなのか。 1件では判断できません。
来店された方が広告を見たと分かったのは、ご本人が言ってくださったからです。 言わずに来た方がいた可能性もありますし、逆に広告と関係なく来た方だった可能性も残ります。Instagram広告の管理画面は、来店までは追えません。
08次にやること
- 同じ条件でもう一度出して、来店が再現するか見る。 1回では運と区別がつきません
- 来店時に「何を見て来たか」を聞く仕組みを作る。聞かないと、広告の効果は永久に分かりません
- 動画の内容を変えて比べる。いまは1本しか出していないので、15秒の中身が良かったのかどうかが分かっていません
09ご相談について
「広告を出してみたいが、何から決めればいいか分からない」という段階でのご相談で構いません。今回のように、数千円から試して、結果を見てから判断する進め方もできます。
ご相談は無料です。LINEからでもお気軽にどうぞ。
